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リビングで談笑しながら家づくりを振り返るご夫妻と3社の代表
夫婦の希望が詰まったリビング。テレビまわりの棚は、Oさん夫妻のラフデザインがかたちになったもの
キッチンからは常に家族の様子が確認でき、互いの顔が見える空間づくりが実現されている
階段の親柱をなくしたことにより、窓から光が射し込み、明るく開放的な雰囲気に
階段は長女のお気に入りの場所のひとつ。どこにいても子どもの姿が確認できるので、家中が遊び場
玄関には結婚式のウエルカムボードが飾られている。髙杉さんが手がけた家を見学した際にOさん夫妻が気に入り、お願いしたそう
2階には夫婦の寝室と子どもたちの部屋がある
子ども部屋は、いずれ仕切りをつけて姉妹で使えるようにする予定
淡いグリーン色の棚は、トイレットペーパーなどの必需品が見えないように収納できる。高い天井も魅力
「父に相談しながら、自分たちで屋外デッキをつくるなど、DIYに挑戦してみたいです」とOさん
希望を伝える手段として描き続けたOさん夫妻による図面や、家具類のデザイン案
希望を伝える手段として描き続けたOさん夫妻による図面や、家具類のデザイン案

描いた希望がかたちになった納得のわが家

札幌市 / Oさん宅

強い信頼で結ばれた3社が集まっての家づくり

 娘のためにも、家族の将来のためにも、賃貸ではなく自分たちの家を建てたい。Oさんがそう決心したのは、昨年の6月頃のことでした。

 「夫婦で土地を探し、自然が豊かな理想の場所を見つけました。そして、父に相談したんです」。Oさんの父親は、アスペック菅原建設工業の代表を務めており、幼い頃から父親の仕事ぶりを身近で見てきたOさんにとっては、一番の相談相手でした。「家づくりというのは互いのコミュニケーションが大切です。息子には、どういう家にしたいのか、希望があるなら、手描きでも良いから伝えなさいと言いました」。

 父親のアドバイスを受けたOさん夫妻は、自分たちの希望を込めながら、手描きの図面をつくり始めました。「図面は一度も描いたことがなかったので、見よう見まねです。それでも希望を伝える有効な手段だと思い、モデルハウスをまわったり、インターネットでさまざまな住宅を見たりして、気に入ったものを次々と描いていきました」。そうしてでき上がった夫婦の理想が詰まった手描きの図面を軸に、アスペック菅原建設工業がプランを作成。実施図面の作成を松倉建築設計が、そして、施工を高杉工務店が行うことになりました。強い信頼関係で結ばれた3社が、Oさん夫妻の元に集まったのです。

子どもがのびのびと過ごせる広々としたリビングに

 キッチンから、家族や子どもの様子が見える家にしたい。それが最初に伝えた願いでした。「すべてを見渡せるリビングにするため、壁や柱を極力なくすように図面の作成を行いました」と松倉建築設計の松倉さん。Oさん夫婦が期待を込めて出したリクエストは、3社が知恵を出し合い次々と実現されてゆきました。

 「一番印象に残っているのは階段です。当初、この階段には親柱がありました。けれど、柱があると階下の収納クロークが利用しづらく、窓から注ぐ光も遮られてしまう。現場でご夫婦と相談し、親柱を立てない方向に変更したんです」と高杉工務店の髙杉さん。その言葉にOさん夫妻が顔を見合わせ笑顔を浮かべます。

 「現場で出てくる僕らの希望を丁寧に聞いてくれて、とても心強かったです」とOさん。施工が始まってからも、お二人は棚やテーブルなども、絵を描いて希望のデザインを伝えるという手段を続けました。「手描きで図面を描いてきたのは、Oさん夫妻が初めてでしたが、希望が明確に伝わりますし、やりやすかったです」と髙杉さんは話します。

 また、アスペック菅原建設工業で提案している抗酸化工法を施しているため、家の中は常に清々しい空気につつまれているのも特徴です。「広々としているし、空気も澄んでいて居心地が良い理想のリビングとキッチンです。子どもがのびのびと走り回っているのを見ていると、私も嬉しくなってきます」と奥さんも大満足。3社の強い信頼関係とOさん夫妻の家づくりへの想いにより、納得の空間ができ上がりました。

未来に期待が膨らむ楽しいわが家

 「父はもちろんですが、松倉さんも、髙杉さんも、僕たちの希望を上手に聞き取って実現してくれました。僕たちの希望が難しい場合は、必ずそれに近い代案を出してくださったりと、お互い納得した上で家ができ上がりました。大手ハウスメーカーではできない、細やかな気遣いが頼もしかったです」とOさん。「言いたいことを我慢することなく伝えられる関係が築けたことに感謝しています」と続ける奥さんのお腹の中には現在、新しい家族がその出番を待っています。もう少しでこの家に、可愛い女の子が仲間入りです。

 広々としたキッチンで、二人の娘とお料理をするのが夢だと話す奥さん。「3人がキッチンに並んで、僕に『おかえりなさい』って言う日が来るのかな」とOさんは嬉しそうに目を細め、家族の未来へと想像を膨らませます。

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