札幌市・Hさん宅
ウッディグリーンのガルバリウム鋼板と、道南スギが優しく調和する外観のHさん宅。玄関から洗面所、キッチンへの回遊動線や、土間から続くシューズクローク、書斎がある寝室など、多様なライフスタイルに対応できる住まいとなっています。
少し高い位置に配置した窓により、やわらかい陽が射し込むLDKは、木がふんだんに使われた心地よい空間。ダイニングやリビングのテーブルをはじめ、端材を使った木タイルでつくったアクセント収納など、随所に造作を施すことで、空間にぴったり合うサイズと色で統一感のあるデザインが完成しました。自然素材による良質な空気と木の香りに満たされた、いつまでも朗らかに過ごせる住まいです。
Hさんとは、主にSNSなどのイメージ画像をもとに、ご提案した内容をすり合わせていく形の打ち合わせでしたが、いつも穏やかに話が進み、完成してみるとご家族の温和さが家づくりで生きていると思いました。これからも住んでからのストーリーを思い描けるような家づくりをご提案できればと思います。



やわらかさが感じられるウッディグリーンのガルバリウム鋼板の外壁に、道南スギのアクセントウォールが映える
木とタイル、石など、さまざまな本物の素材感が楽しめる玄関
肌触りのいい無垢床をはじめとした木の温もりあふれるLDK
リビング正面はプライバシーを考慮し、高窓で採光を取っている
造作仕様のダイニング・キッチン。手元が見えないように高めに設定されたキッチンの腰壁は、端材を活用して立体感のあるデザインに
ダイニングテーブルやベンチは自社大工による造作
キッチンとつながるユーティリティには収納スペースをたくさん確保し、洗濯の一連の作業が一ヵ所で終わるようにした
寝室の一角にカウンターデスクと収納を造作し、書斎機能を持たせた