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キッチンは主に作業をするお母さんに配慮して以前の家と同じ広さ、高さに
ダイニングには大きな1枚板のダイニングテーブルが。造作の壁面収納ですっきり
リビングからキッチン側を見る。屋根なりの勾配天井に大きな梁が印象的。右奥がダイニングスペースになっている
薪ストーブが出迎えるリビングは、大開口の木製窓がさらに開放感を高める。窓上の幕板は、間接照明とカーテンレールを兼ねている。奥は一続きの和室
玄関から見たリビングは、明るく開放感が感じられる
事務スペースには、造作のカウンター机と壁一面の本棚
黒系色に統一されたNさん念願のシアタールーム
カツラ材を使った廊下の天井はあえて低めにつくった
造作の洗面台には、壁面収納も造り付けですっきりと
三角屋根の下に2つの玄関が並ぶ。玄関(右)と裏玄関(左)でドアの色やデザインを変えアクセントに。外壁はすべて道産スギ板張り。木板の張り方を縦・横2種類にしメリハリをつけている
南側からの外観。L字形の平屋住宅で、リビングは庭に向けて大きな窓を設けた。これから少しずつ庭づくりもしていく予定

馴染みのあった地域の工務店と憧れの住まいを実現できました

東神楽町 / Nさん宅

道産スギ板張り外壁でシックなL字形平屋に

 畜産農家で4代目となるNさん。「住んでいた家は、曾祖父の代から増築やリフォームを重ねて、築50年以上は経過していました。もう限界だな、と家づくりの決断をしました」。

 稼業を続けながらの家づくりは、母屋と対面にある、ご祖父が管理されていた広大な庭を切り開くことから始まりました。Nさんは、漠然と平屋を希望していましたが、反面、本当に実現できるのか、とも思っていたそうです。

 芦野組の担当者は、Nさんの仕事の合間を縫って、ときには牛舎の端で、何度も何度も詳細に打ち合わせをし、家づくりを進めていきました。丁寧な打ち合わせの中で、「平屋なんてぜいたくかも」という思いも払拭。一枚板のダイニングテーブル、薪ストーブ、シアタールームと、次々と憧れが形になっていきました。

 完成したのは、道産スギ板の木材を横張りと縦張りでメリハリを持たせた外壁と、アスファルトシングル材を使った屋根で、流行にとらわれないデザインのL字形の平屋。「建設中、母は毎日、家ができ上がるのを見に行っていました。何も言わなかったけれど、楽しみだったと思います」とNさんは振り返ります。

大迫力の音と映像を堪能自慢のシアタールーム

 Nさん宅で特筆すべきは、およそ13帖のシアタールーム。130インチもある巨大なスクリーンと、大迫力の音を堪能できるマルチスピーカーを備えた、超豪華仕様です。「以前の家の増築のときに、シアタールームをつくりたいと希望したら、条件が合わず実現できなかったんです」。

 シアタールームをつくりたいというのは、Nさんの20代の頃からの夢でした。一室をシアタールームにするためには、音響設備の関係から、天井高は2600㎜。遮音・防音の壁にして、部屋の形状は左右対称になるように…など、工夫しなければならないところが多く、芦野組にとっては腕の見せどころとなりました。オーディオ関係は、専門業者との打ち合わせを重ねて、満足がいくものを揃えられ、機器類の収納棚は造作しました。部屋の内装は、黒色系に統一。クロスはもちろん、パネルヒーターも特注し、スイッチカバーに至るまで徹底的にこだわりました。「大満足です。今は包まれるような『お籠もり感』を楽しんでいます。仕事のあと、この部屋に入るとストレスも和らぎますね」。

親しみのある工務店で満足のいく家づくりを

 Nさんが学生時代の通学路にあった、芦野組。「家づくりにあたって他社も検討してみましたけど、雑誌でもよく見かける地元の信頼できる工務店という印象があったので、やっぱり芦野組がいいと思って家づくりをお願いしました」。内装は、床はナラ材、天井はカツラ材と自然素材をふんだんに使い、生活動線も十分に考慮した使い勝手のよい間取り構成になりました。畜産農家住宅の要は裏玄関の充実で、必要十分な広さと収納量を備えています。

 Nさんの牛舎は、5年ほど前にすべて機械化。システマチックに管理されているものの、相手は命ある牛たちです。家では安らげるように、と廊下の天井はあえて低めにし、居室に入ったときに開放感が増すようにしています。曲線の廊下は、車いすにも対応できるように所々広いスペースを取っているためです。27帖のLDKは、高いところが4500㎜の勾配天井で、一層の開放感があります。大開口の木製窓から庭を眺めると、そこには存在感のある大きな石が。「祖父が庭づくりをしていた頃からある石です。この石は残したかったんです」とNさん。幼少時代、登って遊んだ思い出の石を眺めながら、家づくりを終えた満足感を感じているようでした。

#道北
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