旭川市・Aさん宅
結婚から8年、日ごとに活発になる息子さんと賃貸暮らしをしていたAさんご夫妻。「そろそろマイホームの建て時かなと考えていたときに、両親が実家をリノベーションしました。木の温もりあふれる空間、広い玄関土間に薪ストーブのある住まいは、僕たちの理想の家そのままでした」と、Aさんは新築のきっかけを話します。
ご夫妻は早速、リノベーションを手がけた芦野組に「家族のつながりをいつでも感じられる心和む住まいを実現したい」と新築を依頼。当社はAさんの実家の空間プランをベースにしながら、さらに通年で快適に暮らせる300㎜断熱を採用した最高レベルの住宅性能を備えた住まいを提案しました。「施工中に断熱材の厚さを目の当たりにしてびっくり。なるほど魔法瓶のようなつくりの家だから暖かいんだと思いました」と、Aさんは建築時を振り返ります。
2021年4月に新居が完成。屋根なりの勾配天井を採用したLDKは吹き抜けで2階ホールとつながり、ご夫妻の願いどおり、家族がどこにいても互いの気配が感じられます。
「後悔のない家づくりができました」と語るAさんが驚いたのが、クーラーなしで迎えた夏の過ごしやすさでした。2階ホールに設置した有圧式換気扇を回すだけで、一気に空気が入れ替わって涼しくなったといいます。「住宅性能が良いと、夏は朝夕の冷気が逃げないので快適なんですね。寒くて苦手だった冬の訪れさえ楽しみになりました」と、奥さんも笑顔で話してくれました。